今回の記事では、2020年にリリースされた翻訳に特化した最強の人工知能(AI)「DeepL」について解説していきます。
前回の記事「最強の論文検索ツール「Elicit」 6STEPの実践形式で分かる完全マニュアル」では、論文検索に特化した最強のAI「Elicit」について解説しました。
しかし、論文を検索していくと以下の3つのような悩みを持つ人が多いのではないでしょうか?
- 論文を検索しても英語論文ばかりで困った・・・
- 英語の論文なんて読んだことないから読めない・・・
- そもそも英語の単語が分からないから論文1本読むのに1日かかってしまって時間がとても足りない・・・
私も大学生のとき、英語論文を読むのには単語を一つずつ翻訳して読んでいたため、英語論文を1本読むのに数日の時間がかかっていました。
しかし、私が大学生だった頃とは違い、現在では翻訳機能を含めた人工知能が飛躍的に発展したため、英語を読むことができなくても、以前とは比較にならないほど簡単に英語論文を翻訳、検索できるようになりました。
2021年に発表された研究によると、Web of Science Core Collectionに登録されている全世界で発表された1億1612万本の論文のうち、日本語で作成された論文は僅か3.4%だったと報告されています。
その一方で、英語で作成された論文は全体の約67.4%でした。
つまり、日本語論文のみでは正確な情報を入手することは困難であり、論文作成や研究活動において、先行研究の正確な情報にアクセスするためには、英語論文を読むことは必須のスキルなのです。
現在においても、英語論文を正確に読む英語の知識やスキルはもちろん必要ですが、それ以上に人工知能(AI)を利用して、効率的に自分が必要としている英語論文の情報にアクセスできる方法を知っていることが必要な時代となっています。
これからの時代、人工知能を活用することができる人は、仕事や勉強の効率を今までの何倍にも飛躍させることが可能だと思います。
人工知能を活用することによって、自分一人で仕事や勉強をするのではなく、優秀なアシスタントを何人も雇用して仕事や勉強に取り組むことができるのです。
英語の翻訳は人工知能に任せて、自分は研究計画の立案や論文作成などのクリエイティブな作業に集中すれば、作業効率は今までよりも飛躍的に向上するでしょう。
しかし、人工知能を活用することができない人は、人工知能を活用している人と比較して、英語の翻訳という単純作業の時間や労力が何倍もかかっていまうため、研究計画の立案や論文作成などのクリエイティブな作業の成果は乏しいものになってしまうことでしょう。
この記事では、英語論文を読んだ経験が無いような研究初心者の方にも分かりやすく、DeepLを使用した英語論文の超効率的な翻訳方法について、実践的な4STEPで解説していきます。
この記事を読めば、あなたの卒業論文や研究活動の英語論文の先行研究検索、英語論文作成の作業効率が何倍にもUPするはずです。
この記事の目次
- 無料で使える‼︎最強の翻訳ツール DeepLとは?
- 超簡単な4STEPで完了‼︎DeepLの翻訳方法とは?
- STEP1:TOPページで「ファイルを翻訳」を選択する
- STEP2:翻訳したいファイルをDeeplにドラッグ&ペーストする
- STEP3:画面に表示されたPDFをクリック
- STEP4:翻訳されたPDFファイルをダウンロードする
- 超簡単‼︎DeepLで論文1本を丸ごと翻訳する方法とは?
- 有料会員になると使えるDeepLの便利な追加機能とは?
・知らないと絶対損‼︎最強の翻訳ツール DeepLとは?
DeepLとは、ドイツで言語向けの人工知能を開発しているDeepL社が2020年から提供している機械翻訳サービスです。
日本語を含めた27言語の翻訳に対応しており、世界最高水準の翻訳精度を有しています。
使用方法は非常に簡単であり、翻訳したいワードを入力またはコピー&ペーストするだけで翻訳することができます。
しかも、無料で誰でも自由に使用することができるため、翻訳ツールとしては、性能、使いやすさ、コストパフォーマンスの全ての点においてNo.1だと言っても過言ではないでしょう。

超簡単な4STEPで完了‼︎DeepLの翻訳方法とは?
DeepLの翻訳方法はとても簡単です。
下記のように翻訳したい文章を英語で入力またはコピーアンドペーストすることによって、自動で日本語に翻訳してくれます。
また、日本語から英語に翻訳したい場合は、翻訳したい文章を日本語で入力またはコピーアンドペーストすることによって、自動で英語に翻訳してくれます。
今回は、「cardiac rehabilitation」というキーワードを入力してみます。

すると自動で上記のように自動で日本語に翻訳してくれます。
以上のように操作方法は非常にシンプルであり、1STEPで翻訳は完了します。
注意点として、無料版では一度に翻訳できる文字数は最大5,000文字となっているので、5000文字を超える文章を翻訳する場合には、何度かに分けて翻訳する必要があります。
超簡単‼︎DeepLで論文1本を丸ごと翻訳する方法とは?
DeepLでは、PDFやword、PowerPointのファイルを丸ごと翻訳することもできます。
この機能を使用すれば、論文を丸ごと翻訳することができます。
使用法は非常に簡単な4TEPで完了しますので、下記に解説していきます。
STEP1:TOPページで「ファイルを翻訳」を選択する
まずはDeepLのTOPページの上に表示されている「ファイルを翻訳」をクリックしましょう。

すると下記の画面に切り替わります。

STEP2:翻訳したいファイルをDeeplにドラッグ&ペーストする
翻訳したいPDFまたはやword、PowerPointのファイルをDeepLの画面にドラッグ&ペーストしてみましょう。
今回は、こちらの英語論文のPDFをDeepLの画面にドラッグ&ペーストしてみました。

STEP3:画面に表示されたPDFをクリック
論文のPDFをDeepLの画面にドラッグ&ペーストすると下記の画面に切り替わります。
画面に表示されているPDFをクリックしましょう。

STEP4:翻訳されたPDFファイルをダウンロードする
翻訳が完了すると、下記のような画面に切り替わります。
右側の「日本語への翻訳のダウンロード完了」をクリックして、翻訳されたPDFファイルをダウンロードしましょう。

ダウンロードしたPDFファイルは、下記のように全文が翻訳されています。

以上の4STEPで英語論文の全文を丸ごと翻訳することが完了します。
操作方法は非常にシンプルで簡単なので、初めて使用する人でも簡単に使用できるでしょう。
有料会員になると使える‼︎DeepLの便利な追加機能とは?
DeepLは基本的に無料で使用することができますが、5000文字の文字数制限があること、PDFの翻訳は1ヶ月に3本までの制限があります。
有料会員となることによって文字数制限なく、便利な追加機能も使用することができます。
研究活動などで英語論文作成や英語論文を読む機会が日常的にある方は、有料会員登録を検討してもよいかもしれません。
無料会員と有料会員の違いについては、下記の表にまとめましたのでご活用ください。
| 無料版 | 有料版 | |
| 月額 | 0円 | 1,200〜7500円 |
| 年額 | 0円 | 9000〜60000円 |
| データセキュリティ | – | ◯ |
| 一度に翻訳できる文字数 | 5000文字 | 制限なし |
| 文書の丸ごと翻訳 | 文字数制限 | 5〜100ファイル/月 |
| 翻訳した文書の編集 | 編集不可 | 編集可能 |
| ページ全体の翻訳 | – | ◯ |
| 語調の切り替え | – | ◯ |
以上がDeepLの具体的な使用法と機能の解説となります。
DeepLの操作方法は非常にシンプルで分かりやすいため、DeepLを活用することで英語論文の翻訳や作成のスピードが今までの何倍にも飛躍すると思います。
卒業論文や研究活動の先行研究の検索、英語論文作成の際には、是非ともご活用ください。
また、読書好きのマンツーマンによる卒業論文のサポートをご希望の方は、ココナラでご依頼を承ります。リンクからご依頼をお待ちしております。

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